日経ビジネスのオンラインゼミナールの「もう一度読みたい」で 利益を第一目的にした組織が失うもの というドラッカーについての記事があったので、役立ちそうなことについてまとめました。
記事の要約
責任とは
- 命令する権限を持たなくても、それぞれが「組織に貢献しよう」と思うことができれば、各個人が「マネージャー」としての役割を分担している
- 命令する権限で管理するのではなく、各個人が「責任の意識」を共有できる組織にすることが重要
- 「責任」とは「責任をとれ」ではなく、主体的に「やってみよう」「こう改善してみよう」と思うマインドのこと
マネジメントの5つの仕事
- ビジョンと目標を設定する
- 組織する
- チームをつくる、そのための動機づけ、コミュニケーションをはかる
- (成果を検証し)評価する
- 自らを含めて人材を育成する
マネージャーの役割
- 組織のビジョンや目標がずれないように話し合い、人とコミュニケーションし、動機づける、といった仕事は相当に時間がかかる
- マネジメントが人を活かすということは、組織の未来への投資
- マネージャーは作る組織は、3つの領域での貢献を必要とする
- 直接的な成果価値
- 新しい価値の創造
- 人材育成
- 利益の最大化のみ目的とする企業は、短期的視点からのみマネジメントされている傾向にある
- その結果、富の増殖機能は破壊されないまでも、大きく傷づく
学んだこと
- 「責任」とは主体的に「やってみよう」「こう改善しよう」というマインドのこと
- マネージャーの役割は組織のビジョンや目標がずれないように話し合い、人とコミュニケーションし、動機づけする
- この仕事は相当時間がかかるが、組織を作る上では必要不可欠
- 短期的利益を追求しすぎると、富の増殖機能が傷つく可能性あり